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山頭火

 種田山頭火をご存知だと思う。
 大正・昭和の俳人で、季語や五・七・五という俳句の約束事を無視し、自身のリズム感を重んじる「自由律俳句」を詠んだ男だ。本名は正一。山口県防府の大地主の家に生まれている。彼の波乱万丈な一生を、ここに記すことは困難を極める。文章にした途端、人の生き様はその輝きを失ってしまうからだ。時は永遠とも思える刹那の積み重ねである。刻々と陳腐化してゆく今を振り返っている暇はない。
 山頭火、この酒好きのオッサンは多くの句を詠んでいる。その中のごく一部だが、

 分け入っても分け入っても青い山
 酔うてこうろぎと寝ていたよ
 まっすぐな道でさみしい
 どうしようもないわたしが歩いている
 こんなにうまい水があふれている
 夕立が洗っていった茄子をもぐ
 ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない
 枯れゆく草のうつくしさにすわる
 悔いるこころに日が照り小鳥来て鳴くか
 なんとなくあるいて墓と墓との間
 咳がやまない背中をたたく手がない

 防府市には至るところに山頭火の句碑が建てられている。
 ざっと上げても、護国寺、天満宮、人丸水源地、松崎小学校、防府駅前、協和発酵前、マツダ自動車などがある。その中であまり知られていないもののひとつに、山陽自動車道佐波側SA下り線庭園内の句碑がある。6月某日、時間が出来たので久しぶりに立ち寄ってみた。場所は駐車場の敷地の端。まさにひっそり、といった感じである。

 そこに記された句は「音もなつかしいながれをわたる」
2011061103

 句碑の裏側は山頭火の人型にくり抜いてある。
 2011061104

 せっかくだから、はまってみる。
 僕の身長は175センチ。彼の背は高くはなかったようだ。



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No title

「なんとなく写って石と石との間」

誰が撮ったものなのか(謎)

佐波川SAですか

萩の「松蔭する」に続いて「山頭火する」お誕生ですね!(笑)

退院したら自転車で行ってみよっと♪

でも撮影班が必要ですねぇ・・・

No title

山頭火の彫りぬき。作者はいまごろニヤリとしている。
「見つけおった、やりおった。。」
南大門の墨壺的な情緒を感じます。


「種田する」もしくは「山頭火する」の手引き。
どうせなら、向う向きではまって背中をみせるほうが物悲しくてよし。
しかもカメラはそこのテーブルにおいてSTで自撮りという設定がなおよし。(笑)

No title

台道の光浦醸造の前にも石碑があったような。。。
公園には高速に乗らないと行かないんですか?
写真じゃ結構広そうに見えますが。

No title

>yuyaさん
「伸びゆく青草のうつくしさにはまる」
もしくは「どうしようもないわたしがはまっている」

誰が撮ったものなのかは(秘密)


>組長さん
膝が癒えたら、いちど立ち寄ってみてください。なんとも言えない寂寥感に胸が詰まりそうになります。はまれば分かります。待っていたよ、と語りかけてくる山頭火の声がきこえてきます。たぶん(笑 しかし、自転車で高速のSAには―― 
撮影の心配はご無用。通り抜ける風がシャッターを押してくれます。


>Tさん
はじめて山頭火の窪みをみつけたのは20年ほど前。あれから写真も見ないし噂のひとつも聞きませんので、知っている人はごく僅かでしょう。

手引きの件。まさにその通り。後悔先に立たず、歯軋りをして軽く鬱 キーッ(笑
次にはまる機会があったら、錫杖を持参しようと誓う私。


>おやじぃさん
ちょっと調べてみると、山頭火の句碑はケッコウな数が色々なところにあるようです。撮影を目的にポタリングをしても楽しめそうですね。佐波川SA下り、普通に行くには車でしょうが、もしかしたら施設で働く人用に一般道がつながっているかもしれません。詳しいことは分かりませんが。コメントの感じからだと、組長さんは知っているかも?

No title

僕もハマりに行ってみようかな(笑)
高速のSAでは自転車では行けそうもないですね(汗)

No title

>マロンパパさん
佐波川下りサービスエリアには、ウェルカムゲート等の施設はなかったように思います。たぶん、一般道から進入するのは無理でしょう。
山頭火の句碑にはまるために、1区間だけ高速を利用する。なんか大人の贅沢って感じで良いと思いませんか?
吉牛を食べてからはまるか、はまってから食べるか。ぜひ一度(笑

大人の贅沢

だったのか....(笑)

負けられん!(違)

No title

>BlueTさん
だったのですよ。いかがでしたか?
さてさて、遠い目のおじ様の次の一手を拝見いたしましょう。
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Author:オカヒロ
使い分けるのが面倒になってきたので、これからは本名でいこうと思う。調べてみたところ、非常に世帯数の少ない姓のようである。そのまま漢字で書いてしまうのもあれだから、カタカナにしておく。

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