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擬態

2012年07月27日(金曜日)

 ツールド角島そして続けてはじけた夜の部と、先週末は遊び呆けた。楽しかった。時が止まればいいなどと、子どもじみた戯れ言さえこぼしそうになった。
 明けて今週。まだお花畑状態の頭と鉛のような身体を引き摺ったまま、ISOの定期外部審査に臨んだ。ISOを簡単に説明すると、企業の経営システムが国際的な標準規格と合致していることを第三者の認証機関によって明らかにするものである。うちの会社では品質、環境そして労働安全の3つの認証を取得している。そのうちの環境が今回の審査対象であった。
 また、こてんぱんにやられた。荒れ狂う大海原で木の葉のように舞う小舟と僕は化した。去年は傷心のあまり、維新百年公園の池の鯉さんにパンくずを投げに行った。今年はその元気すら残らなかった。審査を終えた帰り道、スーパーで大振りのトマトをひとつ買った。そいつを薄くうすく、猟奇的な絵を想像しながらスライスして焼酎の肴にした。トマトの味はまったく分からなかった。そしていくら飲んでも酔えなかった。
 あれから3日が過ぎる。転んでできたすり傷ならば、そろそろカサブタが落ちる頃である。シャンとせねばならぬと思うのだが、鞭を打てば打つほど身体はいうことを利かない。おっくうで、めんどうで、何をするのも大儀なのだ。
 もしかしたら夏バテなのかもしれぬ。少々頭も重い。そういえば今年のウナギは値が張ると聞く。口にすることが出来るのだろうか――

 3匹だと思う。彼らのように、じっとしていて飯を食えるとありがたい。
2012072801

 彼は、自分のとまっている枝と自身がそっくりなことを知っているのだろうか。
2012072803

 ハナカマキリ。たまたま花に似ていたのか、それともむりやり似せたのか。
 俺は花だ花になるのだとカマキリ君が念じたとは思えないし、念じただけで花になれるとも思えない。
2012072805

 ここまで似てくると偶然では片付けられない。圧倒的に強い意志の存在を疑ってしまう。
2012072804

 ユカタンビワハゴロモ君。中南米に住むセミのなかまだ。
 彼はワニになりたかったようだが、いかんせん大きさが少し足らなかった。残念なお調子者である。
2012072802

 意志の力によるものなのか、それとも偶然と淘汰のなせる技か。生への執着には畏怖すら憶える。
 ここで擬態について考える理由はない。いわゆる現実逃避である。


 今日は久しぶりに自転車で出勤した。会社についてからの汗の始末に難儀した。拭いても拭いても噴きだしてくる。やっと引いたころには朝礼の時間。我が社では、朝のラジオ体操が日課である。



 写真はウェブ上から拝借。クレームがあれば削除します。
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No title

いろいろ大変そうですね。時間が過ぎるのを待って下さい。
たぶんクレームは来ないおもいます。ところで、赤潮さんの小説が読みたいです。落ち着いたら、またお願いします。

No title

ハナカマキリ,この前の「ダーウィンが来た! ~生きもの新伝説~」やってましたね.
こういうのは進化論だけで説明できないような気がします.

いや

自分を信じて仕事をしてきた自分を
否定される。
痛い
僕も同じです。

道の反対側のカラオケBOXに行って見て
モカちゃんのおケツをなでまわした
おばちゃんがオッてです。
かなり楽しいいです

No title

>モカさん
半世紀も人間やっていると心臓に毛が生えてきます。ぼくは剛毛です。凹んだふりをしておいて、実は平気だよーん攻撃。優しくしてもらったり、なにかおごってもらうには最上の作戦です。というわけで、次に会ったらアイスご馳走してください。
一時期、猿のように書いていましたので小説のストックはかなりあります。しかし、人様にお見せするにはもう少し手を入れないと。その推敲が面倒くさいのですよ。気が向いたらアップするかもです。


>BTさん
あ痛たたたっ、最近テレビでやったのですかハナカマキリ。むうう、テレビに乗っかったようになってしまったのか。これは失敗。最近地上波を見ないのでチェック不足でした。
昔読んだ本に、ウイルス進化論という少々まゆつばっぽいものがありました。その中でキリンの首はなぜ長いのかを扱っていました。中途半端な首の長さのキリンは存在しないというのです。進化は極短時間に広範囲で一気に起こる。それに介入しトリガーとなっているのはウイルスだ。簡単に言うとこんな話です。なかなか面白かったですよ。ユカタンビワハゴロモもその本で扱っていたと思います。


>ミッちゃん
評価をする側とされる側には絶対に分かり合えず、かつ相手の気持ちに想いをめぐらすことすら不可能な壁、もしくは深くて暗い穴があると思うのです。それを何とかしようとするからシンドイのであって、頑張ってもどうにもならないからイライラするのでしょう。ムリなものはムリなのであって、そのムリなことに労力を削がれるのは無駄だと考えるようにしております。ISOの審査員さんは僕をこてんぱんにやっつけることで飯を食い、僕は審査員さんにこてんぱんにやられることで飯を食う。双方が飯を食えているから、たぶんそれで良いのですよ。
それでも辛くなったら、おばちゃんカラオケへ行ってみます。

No title

私の職場にもいろんなところから査察が来ます。そのたびに戦々恐々としています。どこも大変なのですね。

No title

>まーしーさん
審査とか監査とか査察とか、いつからこんなに管理詰めになってしまったのでしょう。狩猟採集時代とは言いませんが、良いものを作って飯を食う。そんな当たり前のことに傾注できる社会に戻って欲しいと思います。
経営システムなど、極論すればどうでも良いと思うのです。社員全員が健康で文化的な生活さえ出来ればヨシです。人は複雑な生き物ですので、システマティックに単純化しようとすると拒絶反応を起こします。曖昧さというか、あそびというか、弾力のある組織が1番強いと思うのですけどねえ。

No title

こんばんわ。
我社では11月の審査予定。
オイラもその為の種類を提出しなければなりませんが
まとめる方の立場になって書類を作成しないといけないと思いました。うん、そうだな!
今、気づきました。
それと、あのカエルは日本では居ないヤツですよね?(笑)

No title

うちの職場でも、定期的に審査があります.下っ端なので、あまりプレッシャーを感じる事はありませんが、関連している方は大変そうです.審査をきっかけに何か良くなる事があれば良いのですがね.

No title

>のうくれ坊主さん
現場で汗をかく人にとって店社のオッサンが言うあれこれは、非常にアホらしいモノだと思います。事実、実際のモノ作りにはあまり関係なかったりします。でもですね、ちょっとでも会社の競争力を高めようとすると、どうしても避けて通れない「面倒臭いあれこれ」があるのですよ。申し訳ない。イライラするほど面倒臭いと思いますが、ちびっと店社のオッサンの言うことにも耳を傾けてあげてくだされ。


>SOSYUさん
審査は、審査で喰っている人達のためにあるものですからね。でも、それを無駄だと否定しては不味いと思うのです。ハンドルに遊びがないと車は真っ直ぐ走らないそうです。ちょっとした無駄や、よく分からない部分を否定しては息が詰まるように思います。ええ加減さや曖昧さ。これらが人には必要なのだと、この歳になって分かるようになって来ました。


ISOなんか

シチリアの太陽に焼かれたら
溶けてなくなりますいぃ~ね

へんな生き物の写真あつめて
コメント書いて
よいよいけんですね~(笑)

No title

>Keiちゃん
ブログをサラリと見たけど、シチリアはまんぶり楽しかったようじゃの。
ジリジリと陽に焼かれる自転車軍団を想像しながら、日曜日は計画通り畦の草刈りをやったさ。見上げる空はどこまでも高く、真っ青じゃったさ。

あー、くやしい。

プロフィール

オカヒロ

Author:オカヒロ
使い分けるのが面倒になってきたので、これからは本名でいこうと思う。調べてみたところ、非常に世帯数の少ない姓のようである。そのまま漢字で書いてしまうのもあれだから、カタカナにしておく。

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