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マンガでみる速く走るコツ

2012年05月18日(金曜日)

 先日購入した「マンガでみるスポーツ科学 速く走るコツ」の内容を軽く紹介しておこうと思う。詳しく書いてしまうと著作権法に触れてしまうので、キモの部分は大人の判断で割愛。興味がある人は、実際に買って本を手にとって欲しい。

 書かれているコツの多くはトラックでの短距離走に関するものだった。以下がその目次。

プロローグ 挫折― 最初は誰でもうまくいかない
第1章 膝の抜き― 力むのではなく、膝を
第2章 バランスの崩し― 崩すことが走ること
第3章 外旋着地― 足先と膝が外を向いて着地するのが本物
第4章 水平感覚― フェース角度と水平感覚が決め手
第5章 主観と客観のずれ― 自分の感覚をつかめ
エピローグ 希望と勇気

 マンガでみる~ とうたってはいるが、作画はちょっと残念な感じ。とは言え、述べられている内容は対マラソン用に買った僕にも十分楽しめるものだった。

 第1章の膝の抜きは、スタートダッシュの話。地面を蹴るのではなく、膝を抜いてゆくという話。これはマラソンにはあまり関係なし。

 第2章のバランスの崩しは、走ることはバランスを崩すことだという話。静止状態から走り出すには前に倒れてバランスを崩す必要がある。また、走ってこそ保たれるバランスがあるということに気づかされる。

 第3章の外旋着地は、歩行とランでは骨盤の回転のしかたが違うという話。この章が一番面白かった。左足を踏み出して歩くとき股関節は右回転するが、ランニングで左足が着地してゆくとき股関節は左回転してゆく、といった内容。たしかに、離陸した足を流さないよう身体の前で回転させて走るとそんな感じになる。
 
 第4章の水平感覚は、顔の向きと視線の話。自転車でもコーナーでは顔を垂直に立てる。そうしないとまともに走ることはできない。

 第5章の主観と客観のずれは、切り取った写真から伺える動きと、走っている本人が感じている動きには大きな差があるという話。ハウツー物の本には、トップアスリートの写真があふれている。でも、写真からはアスリート本人が何を考え、どう身体を動かそうとしているかは分からない。良い例が、意味のない腿上げ運動を推奨した一昔まえの日本陸上界。

 ざっと、こんな感じの本だった。
 これまで頭で常識と考えていた身体の動かし方が、実は根本的に違っていたかもしれない。そう考え直す機会を与えてくれる本だった。コツと言うよりヒントかな。読んで直ぐに足は速くならないが、この内容で1,200円は安いと思う。

 写真は5月17日のラン。某氏お気に入りの桜トンネル手前の堤防にて(携帯で撮影)。10.5キロのジョグ。
 ラントレ開始後の通算走行距離 現在145キロメートル
2012051701

 そうそう、知識としては知っていたがマラソンを走る男性は乳首のケアが必要である。この日は、ウエアと擦れて非常に痛かった。この調子で40キロも走ると、間違いなく大出血する。淡色のウエアだと悲惨な絵になるなあ。


 
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No title

なかなか高度な内容ですね.金さんの本を読んで、骨盤の前傾を意識しながら走るようにしています.第三章の内容は理解できていません.下肢と骨盤の動くタイミングが、ランとウォーキングで異なるということでしょうか.

No title

>SOSYUさん
両脚とも地面を離れる瞬間の有無にいての差異はありますが、ランも歩きも左右の脚は、支持脚(地面についている)と、遊脚(空中に振り出されてこれから着地へ向かう)とを交互に繰り返します。
ナンバ等の特殊な動きを除き、歩くときは、振り出した左脚が接地を完全に終えてから反対の右脚が次の接地に向けて振り出されます。ヘソを12時と見立てて身体を輪切りにすると、歩く際に骨盤は左右の脚の振り出しを追うように僅かな回転をします。左を振り出せば時計回り、右だと反時計回り。骨盤の回転方向が切り替わるタイミングは左脚の着地が完了し、後方に残っていた右脚が遊脚となって前へ向かうときです。このとき左の支持脚は地面についています。

ランの場合は、振り出した左脚が接地する前から反対の右脚はその次の接地に向けて地面を離れています。走り方によって多少の違いはありますが、左脚が接地した瞬間付近で右脚は左脚を追い越して前へ出ます。骨盤の回転は右脚が踏切を終えて遊脚となったときに反時計回りへ切り替わっていますので、左脚が接地するよりずいぶんと前です。

歩行の場合は左脚が接地してから骨盤の回転が切り替わり(時計回り→反時計回り)、右脚が振り出されてゆきます。それに対してランの場合は、左脚が接地する前には既に反時計回りに切り替わっており、なおかつ接地と連続して起こる踏切の際にはすぐに時計回りへと切り替わっていきます。遊脚の動きからみると、歩行では振り出された遊脚が支持脚となるまで骨盤の回転方向は同じですが、ランだと反対の支持脚を追い越したあたりで逆回転に切り替わります。

文字だとちょっと分かり難くなってしまいましたが、上記のようなことが漫画で描かれていました。本に書かれていたことで興味深いと感じたとものが2つあります。軸はどちらか、と訊ねられると支持脚と答える人が多いが、遊脚を軸と考えた方がスムーズに動けるということ。そしてもうひとつは、前述の骨盤の動きから、よい走りとは着地に向かう瞬間の支持脚は外旋(膝も足も僅かに外向き)しており、踏み切った後は内旋(膝も足も僅かに内向き)してゆくということです。

上手く説明できませんのでした。興味があれば本を手に取ってみてください。また、「運動科学実践編 二軸動作がスポーツを変える」という書籍も面白そうです。参考までに。

No title

やせましたね。。。うらやましい。。。でもジョグはしませんよっ!!

No title

>モカさん
シャワーを浴びる前に、鏡の前で上半身裸になる。背筋を伸ばして軽く大胸筋に力を入れると、それに連動して腹筋に縦横の切れ目が入る。どうですか、あこがれませんか? キレキレの腹筋が、ジョグれば半年で手に入るのですよ。走らない手はないでしょう。
5月21日の午前0時から海響マラソンのエントリーが始まります。フルマラソンが不安なら、まず5キロにエントリーしましょう。目標があれば、絶対に走りますぜ(フフッ

No title

詳しい解説ありがとうございました.何となくイメージは掴みました.ランニングは、自転車以上?に骨盤の動きが大事ということが分かります.調子が良い時は、骨盤がうまく回せているような感覚があります.外旋、内旋意識してみます.

No title

>SOSYUさん
ランニングは奥が深いですね。自分の身体だけ、というのが悩ましい。
考えたとおりに動かないんですよね、自分の身体なのに。そこが面白いのかも。
プロフィール

オカヒロ

Author:オカヒロ
使い分けるのが面倒になってきたので、これからは本名でいこうと思う。調べてみたところ、非常に世帯数の少ない姓のようである。そのまま漢字で書いてしまうのもあれだから、カタカナにしておく。

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